
「のらくろ」の作者、田河水泡さんは戦後クリスチャンになりました。彼は晩年、「神様を信じられない人でも悪魔は信じている人が多い。家相が悪いと言われて引っ越す人がいる。根拠のない悪霊が信じられるのに、なぜ神の愛が信じられないのだろう」と語っています。神の愛は私たちを正しい道に導いてくださいます。
自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。 ヨハネの手紙一 1 章9 節
クリスチャンの人生は順調に進むとは限りません。誘惑され、罪をおかすことも多々あります。しかし、そのとき主を呼び求め神の前にへりくだり、悔い改めるとき、神様はまた新しいチャンスをくださいます。神様の愛に支えられて新しい一歩を踏み出して行くことが大切です。
レーガン大統領の葬儀でアメイジング グレイスを歌ったテノール歌手のローナン タイナンさんは、生まれたときから片足が短く、子供時代はそれが原因でいじめにもあいました。20歳のときに事故で膝から下を失いました。しかし彼は信仰によって強められた両親の愛のもとに育ち、神を信じ、神に導かれて自分の可能性を追ったのです。彼は歌手だけでなく、パラリンピックで18 個の金メダルを獲得し、医科大に通い内科医の資格も取りました。「壁に直面したときが、真の始まりなのです。決して信仰を失ってはなりません」と彼は語りました。
私たちが失敗し神の前に罪をおかしたときでも、それで終わりではありません。主の前にへりくだり、悔い改め、主を呼び求めることが大切です。私たちはキリストの愛に支えられ、新しい一歩を踏み出すことが出来るのです。
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