
離婚をした夫婦、スーザンとチャールズ。父親は、子供が母を悪く思うように仕向けるため、多くのプレゼントを与え続けていました。しかし、そんなことを続けていたら、大人になった時に、自分たちを操作しようとしていた父を蔑むようになるとは気が付いていませんでした。母親の提案で二人はカウンセリングを受け、父親は贈り物ではなく、愛の言葉を使うようになりました。
「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」マタイによる福音書16章24節
十字架を背負うという事は、多くの者を失う事です。しかし、本当に価値のある神様のご計画の一部となれるならば、他の物の価値など無いも同然です。信仰を持って、イエス様の後を追っていきましょう。
スザンナ ウェスレーは、十人の子供がいました。彼女は一週間に一時間ずつ、忙しい時間を割いて、子供たち一人一人と、二人だけの時間を持ちました。また、彼女は、読み書きなど勉強だけでなく、礼儀作法や道徳的価値観なども教えました。もちろん聖書の事も教えました。何が一番大切なのか、本当に価値のある者は何なのかを、身を以て教えたのです。その子供たちは、詩人、作家、牧師、説教者、教師などになりました。
「自分を捨て、従いなさい」などと言われると、クリスチャンとは自己犠牲ばかりで苦しいものだと、思ってしまいます。しかし、キリストからいただく恵の価値を知る時に、今まで大切だと思っていた物が、無意味な色あせた物に見えてきます。自分だけがうれしい事を捨て、イエスに従うと、より大きな喜びを得ることが出来るの得ることが出来るのです。