
先週の木曜日に「だだこねワークショップ」というものに眞理子と私の二人で参加してきました。この「だだこねワークショップ」とは、光がお腹にいるときに興味をもった「抱っこ法」(*)の講座です。
「抱っこ法」の講座への参加は初めてだったのでどんなことをするのだろうと少しドキドキして会場へ向かいました。会場にたどり着き、参加する親子が集まると講座は始まりました。最初はM さんが子供の「泣く」ことや「だだこね」の意味を説明してくださりました。
初めに、準備運動でみんなで「やだやだ」をしましょうというので、M さんの真似をして「やだやだ」と声に出しながら体をじたばたさせてみました。すると、涙がじわっと出てきました。こんなことで泣いてしまうなんてと戸惑い、大泣きになっては困るので途中で「やだやだ」をやめてしまいました。
その後、大人同士で子育てでよくある場面をやることになりました。ご飯を食べる前に子供がお菓子を食べたいという場面です。二人ずつペアになり、一人が子供役、もう一人がママ役です。私は最初、子供役をやりました。「お菓子が欲しい」と言いながらママ役の人の手を押します。最初は子供に言われるままにしてしまうママが相手です。子供役の私が押すと、押されるがままにママ役の方は後ずさりしてしまいます。
次はママが強く、絶対にダメという態度で子供の私の手をどんどん押し続けます。最後は、子供の私が「お菓子が欲しい」と言い、ママ役の方の手を押すと、同じ強さで押し返してきてくれて「お菓子欲しいね」と気持ちに共感してもらいました。その時も、涙が溢れてきました。とても嬉しくてです。子供はこういう気持ちなんだということを身をもって感じました。
子供が欲しいものはお菓子や物ではなく、頭ごなしに叱られることでもなく、ダダをこねながら気持ちに共感してもらうことなのだと思いました。このことは、抱っこ法の本を何冊か読みましたから頭では理解していました。しかし、今回、講座に参加し実際に子供の立場に立って涙を流すことによって感情でも納得することが出来ました。
講座に参加した翌日、我が家で全く同じ場面に出くわしました。夕食の前に眞理子が「ジュース飲む」と言い出したのです。一瞬、少しだけあげてしまおうかと思いましたが、気持ちを受け止めてもらったときの嬉しい気持ちを思い出し、自信を持って眞理子にだだこねをさせました。少しの間、だだこねをしたあと、眞理子はすっきりとした表情になりご飯を沢山食べました。
「だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。」 マタイによる福音書7章12節
「甘えさせる」ことは良いことだが、「甘やかし」はいけないと聞いたことがあります。子供が本当に求めているものを与えることが「甘えさせる」ことなのだそうです。一方、「甘やかし」とは、子供が本当に求めているものを与えず、他のものでごまかすことなのだそうです。(**)そう考えると、自分自身、「甘やかし」ていることもしょっちゅうのような気がしてきます。子供の本当に求めていることに気がつける親になれるように祈りたいと思います。(Y.I)
★ (*) 抱っこ法とは、赤ちゃんの抱っこの仕方ではなくて心を抱きしめるという意味で親子カウンセリングの技法です。
★ (**) 参考文献『「甘えさせる」といい性格になる!』PHP のびのび子育て2010 年3 月増刊号
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