
クリスマス礼拝では、4 本のキャンドルを灯します。それは希望、平和、喜び、愛の象徴です。これらは、すべて神さまから賜物として与えられる性質です。努力では得られず、買えず、命と同様、神さまから与えられる恵みなのです。
「これは万民のために整えてくださった救いで、異邦人を照らす啓示の光、あなたの民イスラエルの誉れです。」ルカによる福音書2章31~32節
ルカによる福音書には、エリザベツ・マリア・ザカリヤ・御使いの讃歌と、救い主をお遣わしになった主を讃える讃歌が続きます。シメオンの讃歌は、神の救いが、全ての人に約束されていることを明確にしています。
パトリックは、眼球がなく、ひじとひざを真っ直ぐに伸ばすことができず、更に、背骨も曲がらないよう、二本の金属棒が入れられています。障害を抱えながらも、彼はこれまでに、ピアニスト、トランペット、ボーカリストとして数々の大会で賞を獲得、7 つ以上のテレビに出演、雑誌の取材も多く受けています。また、全米各地、カナダ、南米、ヨーロッパ、アジアで演奏しています。彼は、成功の秘訣を「愛することをやって、やっていることを愛しなさい」であると言い、その人生は、「わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはす
べてが可能です」( フィリピ 4:13) を現わしています。彼は、できないことではなく、できること、障害を持つ代わりとして与えられている能力を特権と考えており、見えないことで、内面だけを見られることは、素晴らしい賜物だと考えています。神さまを愛する両親、二人の弟、周囲の人々から愛され、賜物を引き出させてもらい、世界中に愛なる神さまの存在を証ししている人生は幸せそのものです。
神さまは、罪深い私たちを救われるために、大切なひとり子であるイエス様を送ってくださいました。今もわたしたちを救い、希望を与えるために生きて働いておられます。イエス様なしには、地上でも、来世においても希望はありません。