
映画俳優シルベスタ・スタローンは無名時代、成人映画に出演したことがありました。成功後、その映画を買い取らないかと言う話がありましたが、断りました。「どんな過去があろうとも、神に心を向ければ生まれ変わることが出来ます」と、スタローンは語りました。
「あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。」ルカによる福音書24章6節
イエス様は、私たちの罪の身代わりとして十字架に架けられ、私たちが神と正
しい関係になれるようにしてくださいました。そして3 日後に死者から復活され、
今もわたしたちを救い、希望を与えるために生きて働いておられます。
米国のホイト夫妻の長男リックは小児麻痺でした。医者は「お子さんは植物人間であり、決して話すこともありません。次の子に期待しなさい」と言いました。しかし、母親のジュディーはリックの目に知性を感じ、牧師に相談しました。選択は二つあります。施設に入れて忘れること、もう一つは、一日づつ生きて息子を愛し、養い、他の赤ちゃんと同じように育てることです」。両親は愛情を注いで育てる決心をします。ふたりはリックに一生懸命話しかけ、アルファベットも教え、12 歳で首で操作するパソコンを使い意思を伝えること、車椅子にそのパソコンを付け、学校へも通えるようになりました。15 歳のとき、事故で全身麻痺になった大学生のためのチャリティマラソンに出場したいと父親が車椅子を押し、一緒に完走しました。レース後リックは「お父さん、走って押してもらっているとき、僕、障害者だってことを忘れていたよ」と言いました。その後二人は、マラソンを続け、3時間を切るまでになりました。リックは9年かけて大学も卒業し、トライアスロンにも挑戦するようになりました。医者は、リックは両親に悲しみ以外もたらさないと言いましたが、ホイト親子は、世界中の人々に、信仰と希望を与える者となりました。人間は不完全ですが、永遠の命が与えられれば完全になります。それが希望です。
イエス様なしには、この地上でも、来世においても希望はありません。