2009年9月20日日曜日
「わたしは、世にいる間、世の光である。」ヨハネによる福音書9章5節
三重苦のヘレン・ケラーを導き、生涯を共にしたサリヴァン先生は有名ですが、聖書を良く理解したいと願っていた彼女に、聖書を点字に訳し信仰に導いたヒッツ氏のことは彼女ほど知られてはいません。「ヒッツ氏の訳した本を読んで、キリストこそ神を表し、新しい命を人に送り込むものであることを知った」と、ヘレンはその著書のなかで言っています。
「わたしは、世にいる間、世の光である。」ヨハネによる福音書9章5節
イエス様の活動の時間に限りがあるという意味ではありません。私たち自身がキリストの命、働きを自分のものとする機会は限られているということです。魂が救われるために、キリストを受け入れるのに遅過ぎることはありません。しかし、世の光となるために信仰を持つ時は早い程よいのです。
真珠湾攻撃の総指揮官であった淵田美津雄氏は、戦後伝道者になりました。ビリー・グラハムの伝道テレビ番組に出演したとき「キリストを知る以前から(神による導きを感じる様な)変化が起こった」と語りました。戦中、彼は信念を持って戦いましたが、戦後になると日本を戦争に追いやり、敗戦させた張本人として日本人からも白い目で見られるようになりました。田舎に引きこもり、土を耕す毎日の中で、彼は創造主を深く思うようになりました。「世俗を捨てた生活態度の中に、神への思慕を知り始めたことは、光明でありました」日本軍に宣教師であった両親を殺されながらも、捕虜収容所で日本人に親切にしてくれたアメリカ人のお嬢さんの話や、東京を憎しみを込めて空襲し、捕虜となり、キリストに変えられ、日本伝道に来た軍人の話を聞き、彼ら変えた聖書を読み始めます、赦しの意味を知り彼は48 際で生まれ変わりました。戦後8 年目に聖書を携え渡米、伝道者となった真珠湾攻撃隊長として、10 年間で4 万キロを巡り、神の愛を語りました。
私たちは、誰もが救われるようにキリストによって選ばれています。神の愛に触れてたなら、神に選ばれた者として、愛の業を行えるものに変えられるのです。
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