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2010年11月7日日曜日

「全き心と喜びの魂をもってその神に仕えよ。」歴代史上28章9節



 クリスチャン医師・日野原重明先生は、牧師であった父親から「大きな夢(vision)を持ち、その実現のために勇気をもって行動する冒険(venture ) があれば、いつの日か、死んだ後かもしれないが、必ず勝利(victory) が実現する」と、三つのVについて教えられていました。人から出た計画や行動は自滅しますが、神さまから出たものは、誰もその業を止めることはできません。

「全き心と喜びの魂をもってその神に仕えよ。」歴代史上28章9節

 ダビデは神殿建設を息子ソロモンに託しました。それは神の計画でした。ダビデは、主を信頼することを教えました。わたしたちは、神に守られ、支えられ、祝福されていることを覚え、感謝と讃美を持って魂から神に仕えましょう。

 宣教のためハイチを訪れたトニー・カンポーロ牧師が、少女3 人に呼び止められました。「おじさん、10 ドルで私は一晩おじさんのものよ」と言いました。牧師はホテルと部屋番号を教え、30 分後に3 人とも来なさい、と言いました。ホテルに戻った牧師は、3 人の少女に、ディズニー映画を観せ、お菓子を食べさせました。彼女らはディズニー映画を観て、大笑いし、夜中の1 時頃には、寝込んでしまいます。牧師は「私は現地の言葉を話せず、彼女たちをキリストに導くこともできない。少女たちは、明日の晩、再び街角に立ち、10 ドルで自分たちを売るであろう。何も変えることができていない」と思いました。その時、内面に声が響きました。「一晩だけでも、お前はあの少女たちを、再び『子ども』にしてあげられた。一晩だけでも、彼女たちは、楽しい時が過ごせた。お前は自分にできることを精一杯やった。それでよいではないか」と。神さまが求められるのは、各自ができることだけであり、それ以上のことではないのです。
 
 小さな行いでも、神さまから出た救いのための計画や行動は、聖霊の導きにより限りなく発展して行きます。結果は神さまにお委ねすればよいのです。 何か永遠的なものを求めて歩むことが大切です。イエス様を迎え入れ、神さまが私たちを通して成そうとしておられる業を始めましょう。

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