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2009年11月15日日曜日

『主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。』ペテロの手紙二 3章9節・10節



 「エミール」の中で、フランスの思想家ジャン・ジャック・ルソーは「子供をだめにする一番簡単な方法は、欲しい物を何でもあげることだ」と言っています。神様もわたしたちに何でも与えるのではなく、まず、しなければならないことを教えてくださっています。

『主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。』ペテロの手紙二 3章9節・10節

 神様はどんな人も、滅びることを望んでいません。だから、クリスチャンは全ての人に福音を述べ伝える必要があります。イエス キリストの十字架にのみ、救いはあります。全ての人を救いたいと考えている神様の愛を伝えましょう。

 マザー・テレサの施設に「死を待つ人の家」があります。今日、明日にも死んでしまうであろう人が大勢運ばれてきます。ある人が、マザー・テレサに「なぜ、すぐに亡くなってしまう人に、薬を使うのですか?彼らに薬をあげても意味はない。意味のある人に薬を使うべきだ。」と言ったそうです。それに対し、「患者さんは、よく死ぬことが必要なのです。」と答えました。生まれて初めて薬をもらった人た
ちは、「サンキュー」と感謝をします。その光景を「それは本当に美しい光景だ」とマザー・テレサは言いました。どんな人にも分け隔てなく、キリストの愛を分け与えていました。

 キリストから受けた愛を全ての人に分け与えましょう。福音を全ての人に伝えましょう。神様は、一人も滅びずに救われることを望んでおられるのです。

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