2011年1月23日日曜日
「あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。」フィリピの信徒への手紙2章13節
「理想とする教育をいったい何年で成就させるつもりか」と、勝海舟が尋ねると、新島襄は「およそ二百年」と答えました。どれだけ時間がかかっても、民全体が救われることを目指しましょう。神さまの御心は、全人類の救いだからです。
「あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。」フィリピの信徒への手紙2章13節
自分に力があり能力があるから、何かを行うのではありません。神様は行動の意思やきっかけを与えてくださいます。それは神の御業が現れるためなのです。
アリゾナのクリスという7 歳の男の子は警察官になるのが夢でした。しかし白血病にかかってしまいます。少年の話を聞いた警察官たちは、制服とヘルメットとバッジを用意し、名誉警察官に任命したのです。クリスは宣誓し、駐車違反の取締り、ヘリコプターからの監視もさせてもらいました。クリスは大喜びでした。5 日後、クリスは亡くなります。ほんの短い間でしたが夢はかなったのです。亡くなる直前、「お母さんも一緒に来てよ!」と叫ぶクリス君に、クリスチャンの母は「そうしたいけれど、神さまからこの地上で果たすべき使命が与えられている限り、お母さんはここに残って、世の中を良くする働きをしなければならないのよ。でも、霊の世界で、いつも一緒にいるわ、わかってね。」と言いました。一緒にクリスの願いをかなえてあげた仲間から、「世の中には、クリス君と同じように、夢をかなえて欲しいと願っている子がたくさんいるはずだ」と言われ、ボランティア団体を立ち上げます。すると、母親はやっと悲しみから立ち直ることができました。「メイク・ア・ウィッシュ」と言う名のボランティア団体、難病と闘っている子どもたちの夢をかなえ、生きる力や病気と闘う勇気を持ってもらいたいと願って1980 年に設立されました。
私たちクリスチャンは、それぞれの賜物を用いて、自分に最も相応しい方法で、神さまの愛を実践するために召し出されているのです。
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