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2010年6月6日日曜日

使徒たちは、大いなる力をもって主イエスの復活を証しし、皆、人々から非常に好意を持たれていた。使徒言行録3章6節


 ヘレン・ケラーは、日本に身体障害者福祉の運動を起こすために、戦前に1 回、戦後2 回、日本を訪れています。当時の障害者は、法の恩恵はなく、就職もできず、組織も、福祉施設もありませんでした。ヘレンは、障害者支援と福祉制度の必要性を各地で講演し、3 千万円( 今の価値で25 億) を超える寄付が寄せられました。そして、昭和24(1949) 年、身体障害者福祉法案が可決されたのです。

使徒たちは、大いなる力をもって主イエスの復活を証しし、皆、人々から非常に好意を持たれていた。使徒言行録3章6節

 使徒たちは、兄弟愛を実践し、貧しい人々や異邦人の暮らしを助けていました。そのため、人々から好意を持たれていました。これが、キリストを受け入れた人の姿でした。

  あるクリスチャンの小5 になる女の子が、交通事故で三ヶ月の重傷を負いました。女の子に過失はなく、運転手は家出をしていた青で、
車検も切れていたため警察に捕まりました。留置所からご両親に謝罪の手紙を書いてきたので、母親は相手を責めず、返事を出しました。「入院中は、ご家族の方に何度も来ていただき、感謝いたしております。これを人生の転機として、今後は明るい光の中を歩んでいただくことを心から願っております。 この本は、どのように生きていったら幸福になれるかを聖書に基き書かれたものです。少しでも人生が豊かになるように、お役に立てればと思いお贈りしたいと思いました。私ども家族も、K さんの今後のことをお祈りしています。」と言う内容でした。女の子の母親には、相手を責めず、赦す勇気がありました。相手の救いを願う思慮深さがありました。加害者の救いを祈って手紙とキリスト教の本を贈ったのです。

 キリストを受け入れた者は、自己中心的な性質が変えられ、神と人とを愛する者へと生まれ変わります。そして、他人の問題や困難を自分のことのように考えるよになるのです。お互いに、他人のことを思いやる姿は、人々から好感を持たれるのです。

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