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2010年10月3日日曜日

「あなたの神、主の戒めを守り、主の道を歩み、彼を畏れなさい。」申命記8章6節



 救世軍の創始者ウィリアム・ブース(1829-1912) は言いました。「女性が泣いている限り、わたしは戦う。幼い子供が飢えている限り、わたしは戦う。男たちが刑務所に出入りする限り、わたしは戦う。酔っぱらいが残っている限り、街頭に哀れな女性がいる限り、神の光を受けていない一人の魂でもある限り、わたしは戦う。終わりまで戦う」と。この言葉は現在も略称“WWW”(WhileWomen Weep- 女性が泣いている限り) として語り継がれています。

「あなたの神、主の戒めを守り、主の道を歩み、彼を畏れなさい。」申命記8章6節

 神様を信じ、神様の戒めを守りなさい、と言っています。戒めとは何でしょう。マタイ22 章で、イエス様は、最も大切なことは、神と人とを愛することだと言われました。

 18 才のフィリピン人歌手シャリース・ペンペンコは、アジア人として初めて、全米ヒットチャート・トップ10 入り(8 位) を果たしました。子供の頃、父は、母に暴力をふるうようになり、二人は離婚しました。母は、歌手を目指していましたが、夢をあきらめました。シャリースの希望も、歌手になることでした。母は、シャリースの歌声に慰めを得ていたと言います。12 才になったシャリースは、フィリピンのオーディション番組「リトル・ビッグ・スター」に出場します。審査員から「視聴者が求めるのは、スタイルが良くて美しい歌手なんだ。プロになるのは、あきらめた方がいい」と言われました。母は「私は歌っているあなたを見ているだけで幸せよ」と娘を慰め、シャリースは看護師になって母を助けようと決意します。夢をあきらめたシャリースのところに、米国のオーディション番組から、出演依頼がありました。彼女は、母を米国に連れて行ける、という思いだけで、番組に出演します。すると、歌唱力が絶賛され、これがきっかけで米国の一流プロデューサーに認められ、シャリースはメジャーデビューをしたのです。「 辛い時も、絶対に落ち込まないようにしてくれたし、何よりも愛情を注いで支えてくれました。お母さんが愛してくれたから、私は歌い続けるのよ」とシャリースは母に手紙を書きました。カトリックの信者である彼女たちは、イエス様への信仰ゆえに、母子が互いに神の戒め「愛」を実践してきたのです。

 神様は 私たちの弱さを理解し、真理を教え、罪を赦し、私たちの価値を認めてくださいます。他の人に対し、神様がしてくださったように接しましょう

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